xvd


XVDとは
高圧縮 AV コーデック XVD (エックス・ヴイ・ディー)
   
XVDとは?
  私たちが日頃、目にしている映像や音声は、なんらかの方式で圧縮 / 伸張をして提供されています。これらの方式のことを CODEC (コーデック)といいます。
<例: DVD-Video で使用されている MPEG2や動画コンテンツのWMV など >
世の中には様々なコーデックが存在しますが、その中でも XVD は高品質なAV 専用コーデックとして開発されました。
・ MPEG 系 CODEC とは異なり、ブロックノイズの少ない独自アルゴリズムを持つ高圧縮 CODEC です。
・ 技術発表は 2003 年 4 月。 しかし、テクノロジーの研究開発は10 年以上前から現在も続けられています。
・ 携帯電話などの低解像度から、ハイビジョン高解像度までをカバーするスケーラビリティ性を重視した CODEC です。
 
XVD の特徴
  ■リアルタイム AV エンコーダ への採用
  能率的で実用的なリアルタイム AV コーデックを実装したハードウェアエンコーダ群は、IP中継の現場で活躍する強力なアイテムです。
  <XVD コーデックをポーティングしたDSPでの製品化>  
 
HD <ハイビジョン>
: 4 つの DSP ベースのチップを使用して、 3 〜 10Mbps で 1080i/720p のリアルタイムエンコードを実現。
 
SD <従来解像度>
: 1つの DSP ベースのチップを使用して、 Full-D1(720 × 480) の DVD 品質を実現。
XVD SD/HD エンコーダ
  ■他の映像圧縮技術(ビデオコーデック)との比較
  以下の比較表は主観値をベースにわかり易く表記したものです。あくまでも、1つの目安としてお考え下さい。

動画圧縮技術は、動画データの膨大な情報量を " 効率良くまびく " のと、 " 上手にごまかす " ことの両方がポイントとして求められます。

XVD は、独自のアルゴリズムにより、低レートに圧縮しても映像破綻(ブロックノイズなど)の起きにくい映像クオリティを実現しています。

XVD は同等のクオリティを保持しながら、 MPEG2 の約 20 〜 25 %のデータサイズに圧縮 できます。

これまで映像伝送のために用意してきた、高品位な帯域保証の回線を使用しなくても、一般のインターネット公衆網(Bフレッツ光など)が利用できますので、ブロードバンドの普及と比例してニーズの高まってきた 「IP による 映像伝送」 を、 XVD テクノロジーは、より私たちの身近にするものであるといえるでしょう。